![]() 処理筐体のためのアンテナガスケット
专利摘要:
筐体アッセンブリの内部にワイヤレス通信及び随意に電力を設けるための方法及び装置が記載される。1の実施の形態では、アンテナが、シリコン等のガスケット材料内に完全に封止されるようにモールドされる。ガスケットは、好ましくは少なくとも1の支持アームを含み、これが金属筐体からの干渉を最小化するように、アンテナを筐体の中間に対して保持する。更なる実施の形態では、誘導コイルがガスケット内に封止される。交流電流が、変化する磁場を発生させるためにこのコイルを流れ、これがその後フィルタリングエレメント等の物理的に分離した物品内で電力を発生させるために用いられる。ある実施の形態では、複数のループが複数のフィルタリングエレメントに対応して筐体の内部にモールドされる。 公开号:JP2011515987A 申请号:JP2011501787 申请日:2009-03-13 公开日:2011-05-19 发明作者:アーロン・バーク;マイケル・ジョーンズ 申请人:ミリポア・コーポレイションMillipore Corporation; IPC主号:H01P3-127
专利说明:
[0001] 本発明は、処理筐体のためのアンテナガスケットに関する。本出願は2008年3月26日に出願された米国特許出願第12/079,314号に基づき優先権を主張するものであり、この記載は参照によりここに含まれる。] 背景技術 [0002] RFIDタグ及びブルートゥース及びジグビー装置等の他の電子機器の使用が広く用いられてきており、特に資産の管理において特にこれらの応用が在庫管理に関連づけられている。例えば、RFIDタグの使用は、生産ラインの監視及びサプライチェーンを介した資産又は物品の移動を可能にする。] [0003] この概念を例証するために、製造エンティティが、それが生産施設に入る際にRFIDタグを物品に付着させることができる。これらの物品はその後、生産フローに挿入され、他の物品と組み合わされてサブアッセンブリを形成し、最終的には最終製品が得られる。RFIDタグの使用は、作業員が製造エンティティの中で製造プロセスを通じて特定の部品の移動を追跡することを可能にする。それはまた、そのエンティティが任意の特定のアッセンブリ又は最終製品を備える特定の物品を特定できることを可能にする。] [0004] また、RFIDタグの使用は、薬品及び製薬産業において支持されてきている。2004年2月に、アメリカ連邦医薬品局は、薬品をラベル付け及び監視するためにRFIDタグの使用を支持するレポートを発行した。これは、経歴を与え、偽処方箋薬品が市場及び消費者へ浸透するのを制限するための試みである。] [0005] 彼らの発表では、RFIDタグは、フィルタ製品におけるプロセス制御のための情報を特定及び供給するため等の多くの用途に用いられてきている。1997年にデン・デッカーに対して発行された米国特許第5,674,381号は、フィルタリング装置及び交換可能なフィルタアッセンブリと併せた「電子ラベル」の使用を記載する。具体的には、その特許は、読み出し/書き込みメモリを有する電子ラベル及びそのラベルに対して反応する読み出し手段を有する関連フィルタリング装置を有するフィルタを記載する。電子ラベルは、交換可能なフィルタの実際の操作時間を計算及び保存するように構成されている。フィルタリング装置は、このリアルタイム数に基づいて、フィルタの使用又は拒否を行うことを可能にするように構成されている。その特許はまた、電子ラベルが交換可能なフィルタについての識別情報を保存するのに用いられることを記載している。] [0006] 2005年に公開されたベーカーらによる特許出願である、米国公開特許第2005/0205658号は、プロセス装置追跡システムを記載する。このシステムは、プロセス装置と併せたRFIDタグの使用を含む。RFIDタグは、「少なくとも1の追跡可能なイベント」を保存することが可能なものとして記載されている。これらの追跡可能なイベントは、クリーニング日時及びバッチプロセス日時として列挙されている。その公開物には、プロセス装置データベースが存在するPC又はインターネットに接続可能なRFIDリーダも記載している。このデータベースは、多数の追跡可能なイベントを含み、「蓄積されたデータに基づくプロセス装置の耐用年数」を決定するのに有用な情報を供給することができる。その出願は、バルブ、ポンプ、フィルタ及び紫外線ランプ等の種々のプロセス装置を有するこのタイプのシステムの使用を含む。] [0007] RFIDタグに加えて、可能性は、同様にフィルタリングエレメントにおける他の電子機器を含むために存在している。他の特許出願、即ちジョルニッツらにより出願され2004年に公開された米国公開特許第2004/0256328号は、フィルタリング設備の完全性を監視するための装置及び方法を記載する。] [0008] この公開物は、フィルタ筐体と併せてオンボードメモリチップ及び通信用装置を含むフィルタの使用を記載する。フィルタ筐体は、監視及び完全性テスタとして働く。その出願は、マルチラウンドの筐体に用いられるフィルタリングエレメントの完全性を確立するために用いられる方法のセットもまた記載する。これらの方法は、使用されるフィルタの種類、その限界データ及びその生産リリースデータを検証するために、メモリエレメントに検索要求することを含む。] [0009] ますます、圧力センサ、温度センサ及び濃度センサを含むセンサ等の他の電子機器が、またこれらの装置の性能を更に拡張するためにフィルタリングエレメントに追加されてきている。係属中の米国公開特許第2007/0240578号、2007/0243113号及び2007/0240492号はすべてシステム性能及び有用性を改善するためにフィルタリングエレメントに追加されることのできる追加電子機器を記載する。] [0010] しかしながら、機能の急速な増加と、フィルタリングエレメントへの高度な電子機器を追加するための要望にも関わらず、重大な欠点が残っている。例えば、ステンレススチール(又は他の金属)筐体内の電子装置と有効に通信する点については、問題を抱えたままである。ある場合では、通信は、ワイヤレス伝送がそれ(例えばプラスチック)を通過することを可能にする代替的な筐体材料を用いることによって、又はワイヤレス信号が通過することのできる筐体内の小さな窓に導入することによってのみ達成され得る。他の場合では、ワイヤが種々の物品に対する筐体の中に供給される。] [0011] より信頼性を高めるには、筐体アッセンブリの中にある装置と通信する最小限の煩わしい方法が必要となる。] 先行技術 [0012] 米国特許第5,674,381号明細書 米国公開特許第2005/0205658号 米国公開特許第2004/0256328号 米国公開特許第2007/0240578号 米国公開特許第2007/0243113号 米国公開特許第2007/0240492号] 発明が解決しようとする課題 [0013] 従来技術の問題は、ワイヤレス通信を提供し、随意には筐体アッセンブリの内部に電力を供給するための方法及び装置を記載する本発明によって最小化される。] 課題を解決するための手段 [0014] ある実施の形態では、アンテナが、シリコン等のガスケット材料の内部に完全に封止されるようにモールドされる。このガスケットは、筐体アッセンブリの2つの分離可能な部分、例えば上部及び下部筐体の間のシールとして用いられる。ガスケットは、好ましくは、金属筐体からの干渉を最小化するように、アンテナを筐体の中間に向けて保持する少なくとも1の支持アームを含む。ある実施の形態では、複数の支持アームが用いられる。好ましい実施の形態では、筐体内に含まれる電子機器、例えばフィルタリングエレメントに統合されたものと通信するためにダイポールアンテナが用いられる。] [0015] 更なる実施の形態では、誘導コイルがガスケットの中に封止される。交流電流が、変化する磁場を発生させるためにこのコイルを流れ、これがフィルタリングエレメント等のような物理的に分離した物品に電力を生じさせるために用いられることができる。このコイルは、ガスケットの内周の近くに配置され得るか、又は筐体内の任意の場所に位置づけされ得る。ある実施の形態では、複数のループが複数のフィルタリングエレメントに対応して筐体の内部にモールドされる。] 図面の簡単な説明 [0016] 図1は、本発明に用いられ得る代表的なステンレススチール筐体を示す。 図2は、本発明の第1の実施の形態を示す。 図3は、図2の実施の形態の側面図を示す。 図4は、本発明の第2の実施の形態を示す。 図5は、本発明の第3の実施の形態を示す。] 図1 図2 図3 図4 図5 実施例 [0017] 図1は、調合薬及び他の流体のフィルタリングに用いられる従来のステンレススチール筐体アッセンブリ100を示す。伝統的なシステムにおいては、筐体アッセンブリ100は、上部筐体110及び下部筐体120の2つの部品に分けられる。下部筐体120は、ユニットに対する配管及び電気接続を含むため、典型的には所定の位置に固定される。ろ過されていない流体が入口導管130を介して下部筐体120に流入し、ろ過された材料が出口導管140を介して下部筐体120から流出する。] 図1 [0018] 伝統的には、これらの筐体を製造するためにはステンレススチールが用いられる。しかしながら、他の金属が用いられることも可能である。他の実施の形態では、プラスチック材料も、筐体物品を形成するためにモールドされ得る。] [0019] 1以上のフィルタエレメントが下部筐体の中に設置され得る。これらのエレメントが設置された後、上部筐体110が下部筐体の上に位置づけされ、所定の位置に固定される。典型的には、金属締め具等の締め具150が、2つの部分を一緒に保持するために用いられる。] [0020] 上部及び下部筐体の間の適切なシール(封止)を確実にするために、O−リング等のようなガスケット160が典型的には用いられる。多くの場合においてこのガスケット160はリング状又は環状である。このガスケット160は、筐体内に達成する温度に耐えることのできる生体適合性材料から構成される。また、材料は、空気及び流体の密封を形成するように、十分に弾力(伸縮性)もなければならない。好ましい実施の形態では、シリコーン・ベースの材料が必要な形状にモールドされる。このガスケット160はその後上部110及び下部筐体120の間に配置される。] [0021] このガスケット160は、システムの完全性を損なうことなく筐体の内部と外部との間の信号を通す機会を与える。] [0022] ある実施の形態では、図2に示すように、ワイヤ等の1以上の電気導管(図示せず)が、ガスケット200の中にモールドされる。ガスケット200は、好ましくは、導管がガスケット材料の中に完全に封止されることを確実にするように、ダブルモールディングプロセスを用いて製造される。これらの導管は、アンテナ210、好ましくはダイポールアンテナの中で終了(終端処理)されている。このアンテナ210もまた、ガスケット材料200の中に完全に封止させるようにモールドされている。特定の実施の形態では、アンテナ210が、ステンレススチール筐体からの干渉を最小化するように、環状ガスケットによって定義された円の中心又その近傍に位置づけされる。図2は、単一の支持アーム220によって所定の位置に保持されるアンテナ210を示すが、本発明はそれに制限されない。例えば、支持アーム220は、その端部の両方がガスケット200に取り付けられてもよい。特定の実施の形態では、支持アーム220は、ガスケット200の直径を横断する。他の実施の形態では、複数の支持アーム220が、好ましくは等間隔に配置され、環状ガスケット200から円の中心に向けて延伸し、これによりスポークに似たようになる。支持アーム220は、ガスケット200に対して用いられるシリコン・ベースの材料から構成され得るか、又は筐体アッセンブリ内の温度に耐え得る熱プラスチック(熱可塑材)で有り得る。典型的には、導管はアンテナに到達するために単一の支持アームの長さ(方向)に埋め込まれている。他の支持アーム220は典型的には機械的支持のみであり、電気的機能は有しない。] 図2 [0023] 図3は、使用時に現れる図2の実施の形態の側面図を示す。ガスケット200は、上部筐体110及び下部筐体120の間に配置される。アンテナ210は、ガスケット200から筐体へ向けて延伸している。ガスケット200の反対側の端部は、好ましくはコネクタ230内で終了(終端処理)されている。このコネクタ230は、その後、種々の外部物品に取り付けられ得る。] 図2 図3 [0024] 上述したように、アンテナ210及び導管は、外部環境から保護するためにガスケット材料の中にモールドされる。電気導管の反対側の端部は、筐体アッセンブリの外側にあるガスケット200から抜け出る。導管は、ガスケット上又はガスケット内に直接的に配置されるコネクタ内で終了(終端処理)され得る。このコネクタは、その後、外部物品、例えば、筐体アッセンブリの内部状態をケーブル又はワイヤハーネスを介して監視するための装置と結合され得る。代替的には、電気導管は、1以上のワイヤ又はケーブルのセットとしてガスケット200から抜け出ることができ、これが、外部部品中に直接挿入され得る。使用される特定の出力構造は実装特別決定であり、上述の実施の形態又は他の任意の好適な手段を含み得る。他の実施の形態では、図3に示すように、電気導管はコネクタ内で終了(終端処理)し、ガスケットから分離して配置される。] 図3 [0025] 運転中、通信能力を有する外部装置及び好ましくはストレージ及びコンピュータ機能は、ケーブル及び/又はコネクタ等の接続機構を介してガスケット200(及びそれ故にアンテナ)に接続される。好ましい実施の形態では、図3に示すように、ダイポールアンテナがガスケット内に用いられる。外部装置は、情報及びクエリをガスケット内に封止されたアンテナを介して筐体アッセンブリの内部に送信する。同じ方法で、筐体アッセンブリ内からの情報が同じアンテナを介してフィルタリングエレメントから検索される。筐体アッセンブリの内部及び装置の間を通る情報の種類は実際は様々である。温度、圧力、製造ID番号、運転時間、実行された殺菌サイクル数等のような情報は装置及び筐体アッセンブリの間で送信され得る。このリストは、送信され得る情報の種類を単に例示するだけであり、完全なリストを意図するものではない。] 図3 [0026] アンテナの使用が外部装置及び筐体内の任意の装置の間の通信を可能にする。これらの装置は、圧力センサ、温度センサ、濃度センサ、RFIDタグ、通信能力を有するストレージエレメント及びその他を含み得る。また、これらの装置は複数の機能を含み得る。例えば、フィルタエレメントは埋め込み圧力センサを有し得るし、ストレージエレメントは圧力測定値を保存する能力を有し、保存した情報を外部環境へ送信する通信能力を有する。ストレージ装置は、典型的には電子メモリ装置、例えばRAM、DRAM、EPROM、フラッシュROM又は他の好適な装置である。代替的には、装置はストレージエレメントを持たないかもしれず、リアルタイム情報のみ伝達し得る。] [0027] ある用途では、これらの通信装置は、上述のように、フィルタエレメントの中に埋め込まれ得る。他の応用では、通信装置が筐体に取り付けられるかもしれない。例えば、筐体内の種々のポイントでの内部温度を監視することを可能にするために、複数の温度センサが筐体に取り付けられ得る。] [0028] 使用される通信プロトコルは様々であり、本発明による特定のフォーマットが必要であるわけでではない。例えば、RFIDが使用され得る。代替的には、ブルートゥース(登録商標)、Zipbee(登録商標)、WiFi(登録商標)(802.11a/b/gを含む)は全て予定される。また、上記に列挙されていない他のワイヤレスプロトコルも可能であり、本発明の範囲内である。] [0029] そのような構造の利益は明らかである。以前は、筐体アッセンブリは、物品の内部の状態を検査するために分解しなければならなかった。この分解は時間がかかり、効率を低下させる結果となっていた。アッセンブリ内でそのままで通信することを可能にすることにより、アッセンブリはメンテナンスが必要な場合に分解させることが必要になるたけで、これにより中断時間が低減される。] [0030] 上述の説明は、筐体アッセンブリ内の上部及び下部筐体の間に存在するガスケットについて述べているが、本発明はそれに制限されない。例えば、記載されたガスケットの種類は、筐体の任意の2つの分離可能な部分の間に導入され得る。例えば、ある実施の形態では、ガスケットは頂部通気口(ベント)及び頂部通気口パイプの間に存在する。この実施の形態では、これらの2つの分離可能な部分の間に本発明のガスケットを挿入することが可能である。筐体の2つの分離可能な部分が一緒になった任意の場所はこのガスケットを挿入するのに用いられ得る。] [0031] 更に、上記の説明はフィルタメディアに用いられる1以上のフィルタを含むフィルタ筐体について述べている。しかしながら、本発明はこの用途だけに制限されるものではない。オートクレーブ筐体等の他の筐体もまた予定される。オートクレーブ筐体は、フィルタエレメントを殺菌するために用いられるが、実際にはフィルタメディアには用いられない。オートクレーブ内では、内部温度等の情報は、対外的に監視するためには重要かもしれない。本発明はそれにより起こり得る通信機構を提供する。更に、筐体の内部に含まれる装置の種類は制限されない。上記の説明はフィルタリングエレメントについて述べているが、本発明は筐体内に含まれる電子部品を有するどのような装置にも適用される。例えば、オートクレーブ筐体内に設置されるチューブ又は反応バッグ等の使い捨ての物品も本発明を介して表現され得る。] [0032] 上述の説明は、ダイポールアンテナ等の純粋な通信リンクを記載する。しかしながら、本発明は、アッセンブリ及び外部環境の間の通信用にのみ制限されるものではない。他の実施の形態では、ガスケットは、筐体アッセンブリの中での使用のための電力源を提供するためにも用いられる。] [0033] 物理接続が全くない装置に電力を供給するために、誘導が用いられることはよく知られている。典型的には、ワイヤコイルが複数回巻回され、交流電流がそこを流れる。この交流電流は、コイルの周囲に変化する磁場を発生させる。一次コイルから物理的に分離され、遠く離れた二次コイルは、その後この変化する磁場を交流電流に戻して変換するのに用いられる。この電流は、その後それに結合された電子機器に電力を供給するためにフィルタリングエレメントによって用いられる。この技術を用いて、本発明は、随意に、筐体アッセンブリ内にある高性能フィルタエレメントのような装置に誘導電力を供給する。ある実施の形態では、図4に示すように、1つの大きな誘導ループ500が、環状ガスケットの内周に沿って提供される。電気導管は、より大きな磁場を誘導するより多くの巻線を有してガスケットを複数回取り囲んでいる。この実施の形態は、筐体アッセンブリ内の常流体流れに対して最小限の乱れを与える。この誘導ループ500は、ガスケット160がその伝統的な役割を果たし、誘導ループ500として機能するように筐体アッセンブリの中に十分に離れて突出するのに十分な幅を有するように、ガスケット160の一体部分であり得る。他の実施の形態では、誘導ループ500は、ガスケット内でより小さな同心円であり得る。この場合、ワイヤは、外部環境からガスケット160を介してループへ通じる。電流がループ500に、好ましくは外部電源(図示せず)を介して供給される。ある実施の形態では、筐体アッセンブリに対して外部にあるコネクタ510は、電源に接続するために用いられる。これは、迅速な接続及び切断を可能にする。代替的には、ワイヤはループ500から抜け出て、その後外部ケーブル又は動力供給(電源)に接続される。] 図4 [0034] しかしながら、他の実施の形態も可能である。例えば、筐体アッセンブリ内に複数のフィルタリングエレメントを有し、ガスケット材料が図5に示すように各フィルタリングエレメントの近傍に誘導ループを生じさせるように形成され得る。この実施の形態では、3つのフィルタリングエレメント410が筐体アッセンブリ400内に配置される。その結果、ガスケット420がその中に3つの対応するループ430を有するようにモールドされ、好ましくは筐体400内のフィルタリングエレメント410の位置に空間的に並べられる。各ループ430は誘導場を発生させ、これが関連するフィルタ内の対応するコイルによって受けられ、電力に転換される。この電力は、その後フィルタエレメント内の電子機器及び他の回路の常在物を動作させるために用いられる。] 図5 [0035] そのような構造は、フィルタがより発達した回路を含むことを可能にし、それ故にデータ量及び外部装置に利用可能なそのコンテンツの豊富さを増加させる。2つの実施の形態が表されているが、本発明はそれに制限されない。誘導ループは、筐体内の任意の位置に配置され得る。更に、ループの数は制限されないし、これらのループのサイズも特に制限はない。例えば、1つの大きなループがガスケットの中にモールドされ得るし、又は1以上の小さなループが用いられ得る。ループは環状シールの一部であり得るし、又はこの目的のために特別に追加された追加部分であり得る。更に、ループは、同じサイズである必要はない。ループは、好ましい場を発生させるために必要な、出来るだけ多くの巻回をも有し得る。] [0036] 先に説明したように、誘導磁場の発生は、ループ内での交流電流の使用を必要とする。この電流源は、筐体アッセンブリの外に設けられる。アンテナ接続に関して記載されたように、ガスケットに対する電力接続は、ガスケットの外側に配置されたコネクタであり得る。代替的には、1以上のワイヤがガスケットを抜け出て電源に接続され得る。ある実施の形態では、同軸ケーブルが用いられ、この中で陽導体と陰導体がループを形成するために分離される。上述のように、筐体アッセンブリの外側にある電力導管の特定の構造は、実装固有のものである。] [0037] そのようなガスケットの使用は、ユーザが、彼らの装置を経済的にアップグレードすることを可能にする。伝統的なステンレススチール筐体アッセンブリのユーザは、これらの埋め込み電子機器の利益を得るために、高性能フィルタリングエレメントと併せて本発明のガスケットを使用するだけでよい。典型的には非常に高価である現存の筐体アッセンブリを改良又は交換する必要はない。] [0038] 本発明はまた、筐体アッセンブリの周囲及び近傍にあるクラッタ又はワイヤを最小化させる。記載したように、ガスケットは1以上のコネクタを有し、これを介してデータ通信及び電力が通過する。よって、ワイヤ又はケーブルの単一のセットが必要な機能の全てを実行するようにガスケットに接続される。更に、これらの例の中で、筐体アッセンブリを開ける必要がある場合、ユニットの分解は全く単純である。ケーブルはガスケットから切断されることができ、上部筐体は取り除くことができ、ガスケットはその後取り除かれることができる。複数のハーネスは必要としないので、これにより、この新規なガスケットの使用が更に単純化する。] [0039] 100…筐体アッセンブリ 110…上部筐体 120…下部筐体 130…入口導管 140…出口導管 150…締め具 160…ガスケット 200…ガスケット 210…アンテナ 220…支持アーム 230…コネクタ 400…筐体アッセンブリ 410…フィルタリングエレメント 420…ガスケット 430…ループ 500…誘導ループ 510…コネクタ]
权利要求:
請求項1 少なくとも2つの分離可能な部分を有する筐体アッセンブリと共に使用するための装置であって、a.前記部分の間にシールを形成するように構成された弾性材料を備えるガスケットと、b.前記筐体内に配置されたアンテナと、c.前記ガスケット内に埋め込まれ、前記アンテナを前記筐体アッセンブリの外部へ電気的に接続する導管とを備える装置。 請求項2 前記アンテナが取り付けられる少なくとも1の支持アームを更に備える請求項1に記載の装置。 請求項3 前記ガスケットがリング状であり、前記アンテナが前記シールの中心に位置する請求項2に記載の装置。 請求項4 前記筐体アッセンブリの外部に配置され、前記導管が電気的に接続されるコネクタを更に備える請求項1に記載の装置。 請求項5 前記筐体アッセンブリ内に配置された円形コイルと前記ガスケット内に埋め込まれ前記コイルを前記筐体アッセンブリの外側へ電気的に接続する第2の導管とを更に備える請求項1に記載の装置。 請求項6 前記円形コイル及び前記ガスケットが同心円を形成する請求項5に記載の装置。 請求項7 前記ガスケットの一部が前記筐体アッセンブリ内に延伸し、前記コイルが前記ガスケットの内側部分に埋め込まれる請求項5に記載の装置。 請求項8 前記筐体アッセンブリが少なくとも1のフィルタリングエレメントを含むように構成され、前記コイルが前記フィルタリングエレメントを取り囲むように、前記筐体アッセンブリ内に位置する請求項5に記載の装置。 請求項9 前記2つの分離可能な部分が、上部及び下部筐体を備える請求項1に記載の装置。 請求項10 前記筐体アッセンブリに配置される装置を更に備え、前記装置が前記アンテナとワイヤレス通信をするように構成される請求項1に記載の装置。 請求項11 前記装置がセンサを更に備える請求項10に記載の装置。 請求項12 前記装置がフィルタリングエレメントを更に備える請求項10に記載の装置。 請求項13 前記装置がストレージエレメントを備える請求項10に記載の装置。 請求項14 少なくとも2つの分離可能な部分を有する筐体アッセンブリ内の装置と通信するための方法であって、a.ガスケットの一部が前記分離可能な部分の間でシールを形成するように、前記部分の間に前記ガスケットを設けることと、b.前記ガスケット内に電気導管を埋め込むことと、c.前記導管を介して前記筐体アッセンブリの外側に接続されたアンテナを前記筐体アッセンブリ内に設けることと、d.通信能力を有する第2の装置を前記筐体の外部に設けることと、e.前記第2の装置を前記導管に接続することと、f.前記第2の装置からの情報を前記アンテナを介して前記筐体内の前記装置に送信することを含む方法。 請求項15 a.前記ガスケット内に埋め込まれた第2の導管を介して前記筐体アッセンブリの外側に接続された円形コイルを前記筐体アッセンブリ内に設けることと、b.前記筐体アッセンブリ内において変化する磁場を発生させるように、前記コイルに交流電流を通電することと、c.前記磁場を電力に変換するために第2のコイルを前記筐体内の前記装置内に設けることを更に含む請求項14に記載の方法。 請求項16 前記送信がワイヤレスプロトコルを利用する請求項14に記載の方法。 請求項17 前記ワイヤレスプロトコルがRFIDを備える請求項16に記載の方法。 請求項18 前記ワイヤレスプロトコルがジグビー(登録商標)を備える請求項16に記載の方法。 請求項19 前記ワイヤレスプロトコルがブルートゥース(登録商標)を備える請求項16に記載の方法。 請求項20 前記ワイヤレスプロトコルがWifi(登録商標)を備える請求項16に記載の方法。 請求項21 前記装置がワイヤレス通信装置を備える請求項14に記載の方法。 請求項22 前記装置がストレージエレメントを備える請求項21に記載の方法。 請求項23 前記装置がセンサを備える請求項21に記載の方法。 請求項24 前記装置がフィルタリングエレメントを備える請求項21に記載の方法。 請求項25 少なくとも2つの分離可能な部分を有する筐体アッセンブリと共に使用するための装置であって、a.前記部分の間にシールを形成するように構成された弾性材料を備えるガスケットと、b.前記筐体アッセンブリ内に配置され、変化する磁場を発生させるように、交流電流を受けるように構成されたコイルと、c.前記ガスケット内に埋め込まれ、前記コイルを前記筐体アッセンブリの外側に電気的に接続する導管とを備える装置。 請求項26 前記ガスケットの一部が前記筐体アッセンブリ内に延伸し、前記コイルが前記ガスケットの内側部分に埋め込まれる請求項25に記載の装置。 請求項27 前記筐体アッセンブリが少なくとも1のフィルタリングエレメントを含むように構成され、前記コイルが前記フィルタリングエレメントを取り囲むように前記筐体アッセンブリ内に位置する請求項25に記載の装置。 請求項28 前記導管が電気的に接続される前記筐体アッセンブリの外部に位置するコネクタを備える請求項25に記載の装置。 請求項29 前記コイル及び前記ガスケットが同心円を形成する請求項25に記載の装置。 請求項30 前記筐体アッセンブリ内に配置されたアンテナと、前記ガスケット内に埋め込まれ前記アンテナを前記筐体アッセンブリの外部に電気的に接続する第2の導管とを更に備える請求項25に記載の装置。 請求項31 前記分離可能な部分が上部及び下部筐体を備える請求項25に記載の装置。 請求項32 前記筐体アッセンブリ内に配置される装置を更に備え、前記装置がワイヤレス通信装置を備える請求項25に記載の装置。 請求項33 前記筐体アッセンブリ内に配置される装置を更に備え、前記装置がセンサを更に備える請求項25に記載の装置。 請求項34 前記筐体アッセンブリ内に配置される装置を更に備え、前記装置がフィルタリングエレメントを更に備える請求項25に記載の装置。 請求項35 前記筐体アッセンブリ内に配置される装置を更に備え、前記装置がストレージエレメントを備える請求項25に記載の装置。 請求項36 少なくとも2つの分離可能な部分を有する筐体アッセンブリ内の装置に電力を供給するための方法であって、a.ガスケットの一部が前記分離可能な部分の間にシールを形成するように前記部分の間に前記ガスケットを設けることと、b.前記ガスケット内に電気導管を埋め込むことと、c.前記筐体アッセンブリ内に、前記導管を介して前記筐体アッセンブリの外側に接続された円形コイルを設けることと、d.変化する磁場を前記筐体アッセンブリ内で発生させるように、前記コイルに交流電流を通電することと、e.前記磁場を電力に変換するために前記筐体内の前記装置内に第2のコイルを設けることを含む方法。 請求項37 前記コイルが前記装置を取り囲むように位置する請求項36に記載の方法。 請求項38 前記装置がワイヤレス通信装置を備える請求項36に記載の方法。 請求項39 前記装置がストレージエレメントを備える請求項36に記載の方法。 請求項40 前記装置がセンサを備える請求項36に記載の方法。 請求項41 前記装置がフィルタリングエレメントを備える請求項36に記載の方法。
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